喜劇 駅前大集合!/ラピュタ阿佐ケ谷

ラピュタ阿佐ヶ谷にて、喜劇 駅前シリーズのうち8作品が上映されます。
内容は以下のとおりです。

<ラピュタ阿佐ヶ谷のホームページより転載です>
http://www.laputa-jp.com/laputa/program/kigeki_ekimae/


モーニングショー「喜劇 駅前大集合!」

2016年5月1日(日)~6月25日(土)連日10:30より
森繁、伴淳、フランキーら当代きっての芸達者喜劇人と、美人女優たちが夢の競演!東京映画製作・東宝配給のドル箱長寿喜劇「駅前」シリーズより、8作品を連続上映いたします。日本全国津々浦々・ご当地映画ならではのお楽しみと、多彩なゲスト。笑いと、人情と、お色気がたっぷりの「駅前」ワールドをご堪能ください。

【上映作品】
『喜劇 駅前温泉』『喜劇 駅前飯店』『喜劇 駅前茶釜』『喜劇 駅前天神』『喜劇 駅前金融』『喜劇 駅前漫画』『喜劇 駅前満貫』『喜劇 駅前探検』

【上映日程】

5.1[日]-7[土]
喜劇 駅前温泉
1962年(S37)/東京映画/カラー/103分
■監督:久松静児/脚本:長瀬喜伴/撮影:岡崎宏三/美術:小野友滋/音楽:広瀬健次郎
■出演:森繁久彌、フランキー堺、伴淳三郎、淡島千景、司葉子
東北のある駅前温泉街は、巨大ホテルの建設以来さびれる一方。観光協会が起死回生に躍起になるなか「誠意第一」森繁と、「現代的センスで面白いサービス」を主張する伴淳が珍・対・決!本作から三木のり平、池内淳子等が加わりメンバーも賑やかに。

5.8[日]-14[土]
喜劇 駅前飯店
1962年(S37)/東京映画/カラー/95分
■監督:久松静児/脚本:長瀬喜伴/撮影:黒田徳三/美術:小野友滋/音楽:広瀬健次郎
■出演:森繁久彌、伴淳三郎、フランキー堺、池内淳子、淡島千景
日本を愛する中国人トリオが新たな中華レストランの共同経営を計画するも、まさかの仲間割れ──。シリーズ第五作は横浜中華街が舞台。おなじみの面々があやしげな中国語&カタコト日本語で奇怪な会話を繰り広げる。読売巨人軍の王貞治が特別出演。

5.15[日]-21[土]
喜劇 駅前茶釜
1963年(S38)/東京映画/カラー/95分
■監督:久松静児/脚本:長瀬喜伴/撮影:黒田徳三/美術:小野友滋/音楽:広瀬健次郎
■出演:森繁久彌、伴淳三郎、フランキー堺、淡島千景、淡路恵子
赤城山麓の寺に伝わる茶釜をめぐって、懲りない三人衆がドタバタ騒動を展開──!茂林寺の「ぶんぶく茶釜」をモチーフに、歌あり、踊りあり、お色気ありのシリーズ第六作。狸役・三木のり平の怪演と、若きジャイアント馬場の大立ち回りがみもの。

5.22[日]-28[土]
喜劇 駅前天神
1964年(S39)/東京映画/カラー/91分
■監督:佐伯幸三/脚本:長瀬喜伴/撮影:黒田徳三/美術:小島基司/音楽:広瀬健次郎
■出演:森繁久彌、伴淳三郎、フランキー堺、淡島千景、大空真弓東京上野・不忍池近くの湯島天神を舞台に、若い世代の恋愛模様とその父たちの親心が描かれる──。シリーズ第十作は、泉鏡花の『婦系図』をパロディにした人情物語。レギュラー陣に加え、中原早苗、中村メイコがシリーズに初登場している。

5.29[日]-6.4[土]
喜劇 駅前金融
1965年(S40)/東京映画/カラー/94分
■監督:佐伯幸三/脚本:長瀬喜伴/撮影:岡崎宏三/美術:小野友滋/音楽:広瀬健次郎
■出演:森繁久彌、伴淳三郎、フランキー堺、淡路恵子、淡島千景
場末の繁華街にあるキャバレーを舞台に、金に目が眩み、金に操られた連中が織りなす人生模様。そして色ボケ、欲ボケ、オトボケたちの熱海の夜はまるで「金色夜叉」──?唄のゲストは松尾和子、和田弘とマヒナスターズ。主題歌『駅前小唄』を披露する。

6.5[日]-11[土]
喜劇 駅前漫画
1966年(S41)/東京映画/カラー/95分
■監督:佐伯幸三/脚本:長瀬喜伴/撮影:黒田徳三/美術:小野友滋/音楽:松井八郎
■出演:森繁久彌、伴淳三郎、フランキー堺、三木のり平、池内淳子
第十五作は空前の漫画ブームを反映して、赤塚不二夫の『おそ松くん』&藤子不二雄の『オバケのQ太郎』と奇跡のコラボレーション!漫画家役のフランキーをはじめ、山茶花究のイヤミも実にハマリ役。ファミリーでも楽しめるシリーズの異色作となった。

6.12[日]-18[土]
喜劇 駅前満貫
1967年(S42)/東京映画/カラー/94分
■監督:佐伯幸三/原案:川村花菱/脚本:藤本義一/撮影:黒田徳三/美術:小島基司/音楽:松井八郎
■出演:森繁久彌、フランキー堺、伴淳三郎、野川由美子
今度のテーマはズバリ、マージャン。恵比寿駅前の雀荘「満貫荘」を舞台に、駅前チームは美女をめぐってまたまた一波乱──。第七作の『喜劇 駅前女将』より監督を務めてきた佐伯幸三が本作を最後にシリーズから離れて引退、遺作となった。

6.19[日]-25[土]
喜劇 駅前探検
1967年(S42)/東京映画/カラー/94分
■監督・脚本:井上和男/脚本:藤本義一/撮影:黒田徳三/美術:小島基司/音楽:広瀬健次郎
■出演:森繁久彌、伴淳三郎、フランキー堺、淡島千景
原案は桑田忠親の『日本宝島探検』。宝の地図らしき古文書発見を機に、欲の皮が張った駅前トリオ、女流ルポライター、ペテン師グループ入り乱れての発掘競争が始まった──!シリーズ第二十弾には人気TVドラマ「事件記者」のキャストがゲスト出演。

【料金】
一般…1,200円 シニア・学生…1,000円 会員…800円 ※水曜サービスデー…1,000円均一

駅前シリーズコンテンツを一部アップ

駅前シリーズのコンテンツを一部アップしました。
全体のガイドのページは後回しに、一部の作品データのページからのアップです。
駅前シリーズは全作の映像コンテンツを持っているわけではないのサイト作りに今イチ気が引けていましたが、「日本映画専門チャンネル」でのシリーズ放映に刺激され、作品を見直しながらまとめていくことにします。
駅前シリーズサイト

駅前シリーズサイト作り着手

久しぶりの更新です。
社長シリーズのサイトで先行し、それが一段落つくと、安心しておりましたが、初心に戻って当初の計画通り、社長シリーズと並んで森繁映画の両輪を成すであろう、駅前シリーズのサイト作りに着手しました。
着手と言いましても、いきなりサイトができるわけではなく、順番として、ノート作りからのスタートです。資料を元にシリーズ全体を俯瞰して、その後にメモを取りながら作品を視聴していきます。
一部コンテンツを所有していない作品もあるため、作業は難航が予想されますが、まずはスタートです。個々の作品のデータについては随時更新して行く形でやっていこうと思っています。
また進捗がありましたらお知らせします。

駅前シリーズはむずかしい

 morishige-movies.comは現在、社長シリーズをまとめた「森繁社長録」がメインコンテンツになっていますが、本来は駅前シリーズとあわせて2本柱にしようというのが、当初からの計画です。
 ところが、手持ちでこの駅前シリーズの全作品映像を持っているわけではなく、DVD化されていないものもあり、スカパーでも最近は放送されず、先行き不安な状態です。駅前シリーズは東宝の配給ですが、製作は傍系の東京映画です。誰かのサイトに書いてありましたが、どこか松竹映画のテイストがあります。
 そんな中、ゴールデンウィークに手持ちの駅前シリーズを最後の方の作品から数本見てみましたが、これはまとめるのが、むずかしい映画であることに改めて気が付きました。社長シリーズはマンネリと言われればそれまでですが、ある種パターン化されていました。それに対して駅前シリーズはそういう軸がない。そして各作品ごとのテーマや主張も分かりにくいのです。脚本や監督がいろいろと変わっているからでしょう。
 まずはその中から数本をじっくり繰り返し見て、自分なりに主張や軸を掘り起こしていく作業が必要なようです。

「駅前弁当」を見ました

bento.jpg
 たまには気分を変えてということで、「駅前弁当」を見ました。
 昭和36年の作品で、うなぎ弁当が150円で売られています。今の物価と比較すると、今は7倍くらいの価格でしょうか?。
 それと風俗として、「ステッキガール」と呼ばれる女性が出てきます。今風に言うと、コンパニオンらしいのですが、このステッキガールはこの映画の舞台である浜松でのみ見られたもので、全国的なものではなかったそうです。