【訃報】八千草薫さん

八千草薫さんがお亡くなりになりました。
88歳でした。

八千草さんと言えば、「へそくり社長」と「続へそくり社長」に出演していました。
先代社長の令嬢、芦屋のお嬢さんという役どころで、役名は福原未知子。

社長夫妻を「兄さん」、「姉さん」と呼んでいますが、これは社長夫人が先代社長の遠縁にあたるということで、姉妹という設定ではありません。

撮影当時、八千草さんは24歳だったようです。
非常に綺麗でチャーミングな娘さんでした。

ただいまその「へそくり社長」を見ながら偲んでいます。

お悔やみ申し上げます。
合掌

小林桂樹さん 心不全で死去

 社長シリーズで秘書役で森繁さんと見事なコンビネーションを見せてくれた、小林桂樹さんが心不全で16日に亡くなっていました。86歳でした。
 これで同シリーズの主要出演者のほとんどが鬼籍に入ってしまいました。
 小林さんは同シリーズ以外でも東宝のサラリーマンシリーズに主演しており、私はその中でも「サラリーマン出世太閤記」のシリーズが好きでした。
 ご冥福をお祈りします。

追悼映画上映 連続視聴

森繁久弥さんの追悼上映が、東銀座の銀座シネパトスで行われており、休日などに通っています。
年末に
 「喜劇 百点満点」、「喜劇 とんかつ一代」
を見て、年が明けてからは、
 「喜劇 駅前飯店」、「喜劇 駅前弁当」
 「社長外遊記」
 「喜劇 駅前女将」、「喜劇 駅前温泉」
を見ています。
今週末に
 「社長紳士録」、「続社長紳士録」
を見る予定で、これで追悼上映は終了です。

銀座シネパトスで森繁作品上映中

銀座シネパトス(東銀座、三原橋地下)で年末年始に社長シリーズや駅前シリーズといった森繁作品が連続で上映されています。
入場料:1,300円
2本立てで入替制ではありません。
12/30~1/6
  喜劇 百点満点
  喜劇 とんかつ一代
1/7~1/10
  喜劇 駅前弁当
  喜劇 駅前飯店
1/11~1/14
  社長外遊記
  続社長外遊記
1/15~1/18
  喜劇 駅前女将
  喜劇 駅前温泉
1/19~1/22
  社長紳士録
  続社長紳士録
詳しくは、http://www.humax-cinema.co.jp/cinema/special/meigaza/ginza_meigaza2.htmlを参照してください。
DVDで所有しているコンテンツばかりですが、実際に大きなスクリーンで見てみたいと思っています。
実は私がこの情報に気が付く前に、12/14~以下の作品が上映されていました。
12/14~12/17
  サラリーマン清水港
  続サラリーマン清水港
12/18~12/21
  喜劇 駅前団地
  喜劇 駅前旅館
12/22~12/25
  社長道中記
  続社長道中記
12/26~12/29
  喜劇 駅前漫画
  喜劇 駅前番頭
駅前番頭は見たことがないと思いますので、もっと早くこの情報に気が付けばよかったと、後悔しています。

訃報:松林宗恵監督死去

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社長シリーズの中心的な監督であった、松林宗恵(まつばやし・しゅうえ、本名:釈宗恵(しゃく そうけい) )氏が15日、心不全のため、死去しました。89歳でした。
彼が監督した社長シリーズの作品は以下の通りです。実に多くの社長作品を手がけてくれました。合掌。
 ・社長三代記
 ・続社長三代記
 ・社長太平記
 ・社長道中記
 ・続社長道中記
 ・サラリーマン清水港
 ・続サラリーマン清水港
 ・社長外遊記
 ・続社長外遊記
 ・社長紳士録
 ・続社長紳士録
 ・社長忍法帖
 ・続社長忍法帖
 ・社長行状記
 ・続社長行状記
 ・社長千一夜
 ・続社長千一夜
 ・社長繁盛記
 ・続社長繁盛記
 ・社長えんま帖
 ・続社長えんま帖
 ・社長学ABC
 ・続社長学ABC

東宝娯楽シアター 復活!

 スカパーやケーブルテレビで放送されている「日本映画専門チャンネル」に7月から「東宝娯楽シアター」が帰ってきます。
・社長シリーズ
・駅前シリーズ
・クレージーシリーズ
・若大将シリーズ
の4つのシリーズが各月1タイトルずつ放送されます。
 7月の放送は、「へそくり社長」、「駅前団地」、「ニッポン無責任時代」、「大学の若大将」です。
 DVDになっていない作品の放送への期待が膨らみます。

訃報:藤間紫さん死去

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 女優で日本舞踊の紫派藤間流家元の藤間紫さんが27日午後になくなりました。85歳でした。
 藤間紫さんというと、「へそくり社長」で小寿々という小唄の師匠の役で森繁社長の浮気未遂の相手となったことを思い出します。
 このほかにも私が知っている映画では「三等重役」、「続三等重役」、「続社長三代記」、「社長太平記」、「新・三等重役 旅と女と酒の巻」、「出世コースに進路を取れ」、「東京おにぎり娘」に出演されていました。
 私自身、これらの映画での女優さんとしての意識しかないのですが、紫派藤間流の家元だったり、元祖スキャンダル女優という肩書き(?)を持つなど、芸能ニュースでの扱いが大きいことにとても驚きました。
 ご冥福をお祈りします。

「映画年表」を作りました

社長シリーズをはじめ、東宝系喜劇映画の年表を作成して、「森繁社長録」の中で公開しました。
実際にあのころ、どのようなスケジュール感で作品が作られていったか?、出演者の他の作品とスケジュールがどうだったのかが分かります。
今では到底考えられない、ハイペースに改めて驚かされます。
「映画年表」

木挽町

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 「続へそくり社長」で小林桂樹と司葉子が会社近くのバス停からバスに乗るシーンが出てきます。そのときのバス停の名前が「木挽町(こびきちょう)」となっています。
 今は既にない地名ですが、今でいう東銀座あたりの当時の地名のようです。
 昭和30年に撮影されたものと思われます。