浮気の顛末

どうしてあんなに森繁社長がもてるのか不思議ですが、浮気は必ず未遂に終わります。
浮気として直前まで至ったものをまとめると以下のようになります。
これ以外に密会の計画段階などで失敗した例もあるが、これらについては省きました。

タイトル 浮気の相手 浮気の顛末
へそくり社長 藤間紫(小寿々、小唄の師匠) 小寿々からの借金の申し込みを旅館で受け、社長が先に入浴し小寿々が入ってくるのを待つが、小寿々は急用で帰宅し、残された社長は湯あたりでダウン。
続へそくり社長
はりきり社長
社長三代記
続社長三代記
社長太平記 淡路恵子(くま子、バーマダム) マダムと昼間に密会をしたら、マダムが社長を呼び出した理由が大森専務との結婚の相談だった。しかもそこに工場出火の連絡があり、社長緊急発進。
続社長太平記 春川ますみ(キン子、下着モデル) キン子と二人で旅館の部屋に入ったが、社長風邪で倒れる。
サラリーマン忠臣蔵
続サラリーマン忠臣蔵 草笛光子(才子、バーマダム) マダムに部屋に誘われ、その気になってやってきたものの、そこには軽子が居候していて、本懐果たせず退散。
社長道中記 淡路恵子(えみ子、バーマダム) 社長、随行の桑原の睡眠薬を強精剤と間違えて飲んで翌日の昼まで爆睡。一時は夫人まで呼び寄せる大騒ぎ。
続社長道中記 旅先までマダムを呼び寄せた所に、接待相手が見つかり、しかもライバル会社の接待を受けているという連絡が入り、社長緊急出動。
中島そのみ(百子、女泥棒) 自殺を助けた百子に部屋へ呼び出されるも嘘の部屋を告げられ、社長は泥棒に間違われる。その間に社長は財布を盗まれる御難。
サラリーマン清水港 草笛光子(千代子、バーマダム) ホテルの部屋で二人っきりになったが、隣の部屋で酔った石松と邱が大乱闘。そうとは知らず、社長がそこに現れ、密会がばれてしまう。
新珠三千代(〆蝶、芸者) 旅館の部屋で二人これからというタイミングで石松から電話。石松の失態による会社の危機と社長緊急発進。
続サラリーマン清水港 草笛光子(千代子、バーマダム) 千代子に熱海まで呼び出された社長。風呂まで入ってその気になったが、彼女は神戸屋の若旦那と一緒に来ていた。
新珠三千代(〆蝶、芸者) 旅館の自分の部屋に〆蝶を呼び出したまでは良かったが、その部屋には金策の状況を心配した妻の蝶子が待っていた。そこに〆蝶がやってきた。
社長洋行記  -
続社長洋行記 新珠三千代(悦子、料理屋のマダム) 夜の約束を交わし、その前にナイトクラブへ二人で繰り出したところ、東海林と南に会い、商談の席に駆り出され、マダムは怒って帰る。
マダムと二人で浮気旅行に出かけたが、そのホテルで南と取引先の秀敏に出会い、浮気を勘繰られて自粛。
社長漫遊記 淡路恵子(れん子、バーのマダム) マダムがその気になって社長を誘うが、今後一切のバー、クラブの社用利用を廃止することと、出資金の返金要求を聞かされ、マダム興ざめ。
池内淳子(〆奴、北九州の芸者) 宴会を抜け出し、二人うまく旅館にしけこんだまでは良かったが、火事のサイレンを聞いて〆奴は火事の現場に手伝いに出かけた。
続社長漫遊記 草笛光子(桃竜、長崎の芸者) ベッドイン寸前で桃竜が胃痙攣を起こしてしまう。
社長外遊記 草笛光子(麻耶子、バーのマダム) 中華料理店で密会し、独立への出資を条件に、麻耶子から「これから特別な関係へ」と誘いを受けているところに長女のめぐみが友人とともに現れ、誤魔化すもバレバレ。
このことを内緒にする条件で、めぐみから「土地を買って!」とゆすられる事態に。
新珠三千代(紀代子、日本料理屋主人) 夜、社長の部屋に紀代子が現れ、二人ベッドインするが、キスの寸で社長がベッドから転がり落ちる。全ては社長の夢だった。
続社長外遊記 新珠三千代(紀代子、日本料理屋主人) デートを重ね、相手もすっかりその気になったが、紀代子は真剣な結婚を求め、社長に離婚を迫る。社長はそこまでの気持ちになれずご破算。
社長紳士録 草笛光子(京子、クラブのマダム) 浮気のための密会を計画するが、小泉が本社社長に呼び出され、足止めされて計画はご破算。
池内淳子(はま勇、鹿児島の芸者) ホテル部屋に二人で入ろうとしたところを丁度新婚旅行にやってきた原田夫妻に見つかり、はま勇を追い返し自粛。
続社長紳士録 新珠三千代(菊千代、新潟の芸者) 二人で旅館の部屋に入ったところ、菊千代が呼び出されて戻らず。
二人で旅館の部屋にいるところに菊千代の旧友京子が現れ、三人での飲み会に。
東京に出てきた菊千代とホテルの部屋に入ったところに、原田から大社長が入院したとの連絡があり、呼び出される。
社長忍法帖 新珠三千代(澄江、バーのマダム) 出張のホテルの部屋まで澄江が押しかけてきたが、その直後にドアをノックする音。富樫がぎっくり腰で助けを求めてきて、澄江は帰ってしまう。
池内淳子(鈴千代、芸者) 札幌出張と偽り、東京で密会をしていたところに札幌で待機していた間々田から、妻が急用で札幌に向かったとの連絡。慌てて社長も札幌へと飛んだ。
続社長忍法帖 新珠三千代(澄江、バーのマダム) 二人で食事を終え、これから、というタイミングで澄江が札幌に帰る時刻を間違えていたことに気が付き、大急ぎで羽田に向かった。
草笛光子(玉菊、京都の芸者) 玉菊に呼び出され、部屋で待っている社長のところに石川が喧嘩をしていると毛馬内が呼びにきて、社長緊急発進。
社長行状記 池内淳子(一二三、芸者) 部屋で二人きりになり、一二三に誘惑されてその気になった社長。途端に、一二三を探して安中と小島が乱入。オジャンになる。
出張先に一二三を呼び出し、部屋で二人きりなったが、社長が現金の入った鞄をどこかに置き忘れたことに気が付き大騒ぎ、興も冷めて一二三は部屋を出て行く。
続社長行状記 沢井桂子(花代、金沢の芸者) ホテルの部屋まで押しかけてきた花代。しかし、部屋で二人きりになったところで、佐々が小島と安中の大喧嘩を知らせに部屋に入ったところで花代を発見。花代は怒って部屋を出て行く。
社長千一夜 新珠三千代(鈴子、大阪のバーのマダム) 出張先(別府)のホテルで二人っきりになったところに、小川の勘違いで、はるみが行かされる。鈴子は興冷めで部屋を出て行く。
出張先の島原まで追いかけてきた鈴子とホテルの部屋で二人っきりになったところに飛田が出張で現れ、部屋がないからと同室を強いる。鈴子は退出。
続社長千一夜 草笛光子(和歌子、芸者) 昼休みに旅館で密会をしていたところに小川から、ペケロ氏のことで緊急事態という電話が入り、社長緊急発進。
新珠三千代(鈴子、大阪のバーのマダム) ペケロの奥さんの件で鈴子のマンションを訪ねて来て、二人良い雰囲気になったが、そこにペケロと小川がやってきてオジャン。
社長繁盛記 沢井桂子(小花、芸者) 小花に誘われ、旅館の部屋で二人きりになったがそこに范と赤間が乱入し、二人で別の部屋に逃げ出したところを、明子に見つかり小花が追い帰される。
続社長繁盛記 浜木綿子(秋子、バーのマダム) 出張先のホテルの部屋に秋子を呼び出したが、これからというタイミングで体力テストで痛めた腰痛のため、動きが取れなくなる。
沢井桂子(小花、芸者) 小花に誘われ、二人でジャングル風呂へ向かっている途中、妻の厚子とすれ違い、すべてがオジャン。
社長えんま帖 団令子(香織、祇園芸者) 京都で二人で夜を過ごすはずであったが、ポール花岡との面会が今日限りとなって、慌てて東京に引き返す羽目に。
草笛光子(ふじ子、バーのマダム) ふじ子の部屋で二人きりになったところに、富田林が部屋に社長を呼びに戻ってきた。
団令子(香織、祇園芸者) ホテルの部屋に香織を呼び入れた途端に富田林が「ポールが急病」とやって来て、香織をナースとして連れて行く羽目に。
今度は香織の部屋に行くと約束して部屋を出ようとした際に、富田林が「ポールのいびきがうるさくて、この部屋で休ませて欲しい」とやって来て、オジャン。
続社長えんま帖 草笛光子(ふじ子、バーのマダム) 昼食を共にし、その後部屋に行く約束をしたが、そこにポール夫妻が現れ、即オフィスに戻ることになった。
団令子(香織、祇園芸者) 料亭で香織とその晩の約束をしたところにポール夫妻と富田林が現れ、オジャン。
京都で密会を果たしたが、「大社長が回復して社長に復帰する」との噂を香織に聞かされ、社長大急ぎで東京に帰る。
社長学ABC 草笛光子(マヤ、バーのマダム) マダムとアフターの約束をして別のバーで待っているがマダムから「来られなくなった」と電話でドタキャン。
池内淳子(庄子、小料理屋のおかみ) 汪婦人の手前、夫婦の振りをして部屋に引き上げ、これからというタイミングで部屋に丹波と猿渡がやってきた。しかも厚子からの国際電話の途中に汪が部屋を覗きに来て庄子は悲鳴を上げて部屋を出て行った。
続社長学ABC 草笛光子(マヤ、バーのマダム) ゴルフのプレイ後、マヤのマンションに行く約束になったが、ゴルフ場で郷司大社長に会い、社長連れて行かれる。
昼休み、赤坂のホテルで食事をして部屋に行こうとしたところで、丹波と真沙枝に出くわし、トラブルの末、オジャン。